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教えること、伝えることで理解を深める

教えること、伝えることで理解を深める

自分はよくわかっているつもりでいたけれど、実は全然そうではなかったのだなあと思うことが、最近多いです。

教えて学ぶ

中学生の子供に英語を教えることがときどきあります。
数学や理科については、もうちんぷんかんぷんなので、子供もまったく私のことを頼りにしていないようですが、英語がわからないときだけは寄ってきます。

中学英語なんて楽勝、と思っていると、とんでくる質問にフリーズすることがよくあります。
自分自身があいまいなまま使っている文法は、うまく説明できません。
私がしどろもどろになると、「なんだ、わかんないんだー」と、質問してきたひとがなぜかバカにしてきます。
それが悔しいので、わかるまで調べます。

調べて自分のわからない部分がはっきりすると、ちゃんと説明できるようになります。

子供が質問して来て、私がそれに答える、というやりとりなのですが、子供の質問によって私も学んでいます。
「自分はわかっている」と思いこんでいたことが、実はそうではないのだと、子供が教えてくれるんですね。

そういえば以前、会社のひとたちとTOEIC勉強会を開いたことがありました。
私はメンバーの中でもスコアが高いほうだったので、ちょっとエラそうに教える側に立って、文法説明や問題解説をしていたのですが、誰かに説明するという経験が、単にテストを受ける以上に、自分の「実はわかっていない」ところをあぶりだしてくれていたのだと、今ならよくわかります。

書き出して頭を整理する

自分がよく知っていることをブログで紹介しようと、いざ書き始めてみると、うまく説明できず、もどかしいことがあります。よくわかっているつもりだったのに、実は頭のなかはとっ散らかっているのです。

文章でうまく説明できないときは、いったん紙に図を描いて情報を整理して、そこからもう一度文章を書き直します。

一度文章化できたら、口頭で誰かに説明するときもスムーズです。
何かを学ぶときにはどうしても対象にぐっと近寄って視点が狭くなってしまいがちですが、「引き」の視点で、俯瞰的に自分を観察し、整理し、どうすればよりわかりやすく伝えることができるか考えることで、思考力も鍛えられるのかなと思います。

構造を見直すことで新しい発見がある

そうはいっても私のブログ記事のほとんどは、思いついたまま書いて、さっと公開。言葉足らずな所も多く、誤字脱字もあります。公開した後で気がついて、恥ずかしいーと思いながら、ちょこちょこ手直しをしています。

一方、書籍の場合は、ブログとはだいぶ手順が異なります。

セルフパブリッシング(自主出版)であれば、たいしてブログを書くのと変わりないだろうと思われるかもしれませんが、ブログとの大きな違いは、本は目次があり、章立てがあり、始まりから終わりまでの大きな流れがある、一個の商品であるというところです。

私も実際にやってみて、「本とブログはこんなに違う」と実感しました。

本という形にするために、アウトラインを考え、何度もパーツを入れ替え、削除し、追加し、粘土のようにこねくりまわします。最初にふわっと思い描いていた構成から、どんどん離れていきます。

こねくり回しているうちに、「ああ、私はこんなことを考えているのか」という新しい発見が、ポコポコ出てきます。
自分でも気づかなかった思いが、文章を編集しているうちに文と文の間から、立ち現れてくるのです。

エッセイの中日対訳本を作り始めた当初は、翻訳テキストのようなものにする予定だったのですが、仕上がってみると、自分の「翻訳」への思いが詰まった本になりました。

 
ブログや本として、言葉をまとめるのでもいいし、誰かに話して聞かせてあげるのでもいい。
好きなこと、得意なことがあったら、ぜひ誰かに教えてあげてください。
自分の理解も深まるし、誰かの役にも立つかもしれない。
好きなことや得意なことをぐるぐるとシェアしあうことで、普段の暮らしがもっともっと豊かになっていくといいなと思います。

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ABOUT THE AUTHOR

Marie
二児のWM。こどもの頃から書くことと読むこと、ことば全般が好き。アナログもデジタルも、自分がアクセスできるあらゆるツールを活用して、やりたいことをやる時間を確保しています。2017年10月にバレットジャーナル入門書を出しました。

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